あなたは、好きな女の子に興味がないふりをしていますか?
ある調査によれば、男性の80%が「女の子に興味がないふり」をしたことがあるそうです。つまり、ほとんどの男性が恋愛感情を隠したことがあるということでしょう。
ですが、この興味がないふりを続けすぎてしまうと、彼女ができにくくなってしまいます。
今回はその理由と、恋愛感情を隠して彼女ができない状態から脱却する方法を紹介します。
これまで興味がないふりを続けてきた男性でも問題ありません。かくいう僕も中高6年間男子校育ち、女性に興味がないふりをずっと続けてきました。そのせいでなかなか彼女ができませんでした。
ですが、今回書いてあることを知って実践してから、女性に対する考え方・行動が変わりました。そのかいもあって20歳の夏に初彼女をゲットすることができました。今も順調です。
もちろんこれだけで彼女ができる!というノウハウではありませんが、彼女を作るためにまずは作りにくくしている原因を取り除きましょう。
恋愛感情を隠すとあなたと恋愛のイメージが遠ざかる
好きな女の子をゲットするには、こちらからアプローチするか、相手からアプローチを受けるかのどちらかが必要ですよね。
そのどちらでも、女の子に興味がないふりは悪影響を及ぼすんです。
特に、男性側から女性にアプローチするときに、恋愛感情を隠していると失敗する可能性が高くなります。
それはあなたと恋愛のイメージが遠くなるから。
ただの友達だと認識されて、恋愛対象として見られていなかった
あるA君が、気になっていたB子ちゃんと他愛もない話ができるくらいの仲の良さになったとします。ですがA君は、B子ちゃんのことが好きだけど恋愛感情を隠しています。
A君目線では会話をして仲の良さが増すにつれ、「B子ちゃんは僕との会話を楽しんでくれているようだ」→「僕のこと好きかも」とどんどん気持ちが強くなります。
一方B子ちゃん目線では、異なります。「私のことを好きではなさそうだけど、仲良くしてくれる」→「この人は友達として仲良くしてくれているんだ」と感じるのです。
これは男性と女性の脳の違いです。ぶっちゃけ男性は自分が好きな女性に対してしか進んで会話をしたいと思いませんが(笑)、女性はお喋り好きなので恋愛感情がなくとも会話を楽しもうとします。
その結果勇気を出して告白すると、
B君「え…私のこと好きだったの…全然気付かなかった…」「そういう目で見てなかった、ごめんなさい」
A君「(泣)」
と失敗することになります。さらに悪いことに「あんなに仲良くしてくれてたのは何だったんだ!」とA君はあらぬ怒りをBちゃんに持つことにもつながりかねません。
これは男性と女性の脳の違いを理解していなかったことに原因があります。知ったあなたはもう大丈夫でしょう。A君と同じ失敗はくれぐれもしないようにして下さい。
女性が男性と付き合うときには理由を必要とする
でも恋愛に詳しい方は、「男は誠実な方が、女性に魅力的に映るんですよね?だから恋愛感情を隠してるんです。」とおっしゃるかもしれません。
たしかにその通りです。女性が男性に求めるものとして「誠実さ」はNO.1の素質です。
ですが一筋縄ではいかないのが女性。
女性は恋愛をするとき「理由」を欲します。それは「なぜこの人と付き合ったのかということを自分が納得するための理由」です。
付き合うということはいかに取り繕おうと、最終的には体の関係になることを意味します。女性にとって体を許すということは、とても大きな意味を持つのは、男性の皆さんにも想像がつくことでしょう。
ですから、付き合うには「自分が体を許してもいいと思った理由」が絶対的に必要なんです。可愛いから(笑)だけで付き合う理由になる男性とは異なるんですね。
少し大げさにここまで書いてきましたが、付き合う理由とは、そう大したものではありません。
自分が好きになられているという実感を女性は求めている
それは「自分が好きになられている」という実感です。これさえあれば、女性が付き合うには十分な理由になります。
「(好きになられたし)会話が楽しいから付き合う」
表向きの付き合った理由が何であれ、裏の理由は相手に好きになられたことです。人によって感覚は異なりますが、「私のこと好きみたいだししょうがないよね」と自分を納得させることができるのです。
ここまで聞くと、A君の失敗も腑に落ちますよね。
B子ちゃんにとってA君から「自分のことが好き」というアピールがなにもなかったのです。それなのに突然告白されたらどうでしょう?「本当に私のこと好きなの?」と相手の恋愛感情に実感を持つことはできませんよね。
その結果告白は失敗したのです。
「恋愛感情=下心」は、小出しにして伝えよう
好きな子と付き合いたいのなら、初めから恋愛感情を小出しにすべきです。
「〇〇ちゃんと一緒に過ごせてよかった」
と恋愛感情を匂わせるフレーズを会話に入れていくのです。
ですが、これでも難しいですよね。そのため、僕の最初にお勧めするのは「LINE」です。LINEなら直接言うよりも心理的にハードルが下がります。
実際僕も感情を表現するのが苦手だったので、LINEで一生懸命考えてから送信する方が性に合っていました。
そしてLINEで慣れてきたら、直接言っていきます。
そして言葉も相手と一緒に過ごしたことに対する感情から、相手そのものを褒めるように(「洋服似合ってるね」「いつも努力してるよね」などに)レベルアップしていきます。
こうして「あなたと付き合いたい」というメッセージを少しずつ伝えることで、相手は「自分が好きになられてる」ことに気付くことができます。
今まで誠実に接してきた男性はさらに効果的
恋愛感情を小出しにすることは、今まで下心を隠してきた男性にとっては難しいですよね。
ですが、今まで誠実にいようと下心を隠してきた男性にこそ、試して欲しいのです。
なぜなら、誠実な人からの褒め言葉は、女性にとってとても嬉しいから。女性は、信頼ある人からの褒め言葉を、普段ルーズな人からの褒め言葉より何倍も意識します。
一回褒め言葉を使うだけで、あなたのことを恋愛対象として認識し始めることもあるでしょう。いわゆるギャップです。
勇気を出して、恋愛感情を小出しにしてみてください。
下心を見せる時にやってはいけないタブー
最後に、彼女が欲しくて下心を小出しにするというルールを破り、一瞬で女性の恋愛対象から外れてしまうタブーを3つ紹介します。
・下ネタを急にぶっこむ
・女性への尊敬がない発言
これらは絶対にしてはいけません。もししてしまったら、恋愛対象から外れるどころか友達関係も崩れる可能性が高いです。
具体的に確認していきましょう。
突然告白すると女性はびっくりする
A君の失敗で確認した通り、女性に対して恋愛感情を隠し続けた結果耐えきれなくなって突然告白することはしてはいけません。
好きという感情を隠したいという気持ちは分かります。相手にバレたら敬遠されるんじゃないかとか考えてしまいますよね。
でもあなたを彼氏にしてもいいかどうか考えてもらう時間は絶対に必要なんです。
その結果、相手があなたを彼氏にしてもいいか思うかどうかは相手次第です。あなたにはどうすることもできません。
ですが、きっと普段から誠実に接しているのなら、上手くいく可能性は十分高いはずです。
傷つくことを恐れないでください。突然の告白をした後に残るのは「友達だと思っていたのに…」という言葉だけです。
急に下ネタをぶっこむと信頼が一気に失う
恋愛感情を出さなきゃと、下ネタを言うのはNGです。
普段から下ネタを言うタイプの人が、下ネタを言っても笑って受け流されるでしょう。
ですが、普段下ネタを全く言わない人の口から下ネタが飛び出すと、「本当はそういうことが好きなのに隠している、不誠実な人」というレッテルを貼られてしまいます。
そうしたら回復するのに時間がかかります。良い雰囲気になるのは難しくなるでしょう。
恋愛感情も誠実でいいんです。相手を褒める、楽しかったと言う。シンプルな言葉ほど相手に届きますよ。
女性への尊敬がない言葉は、他の女性にも嫌われる
「女は〇〇だからダメ」「女は〇〇さえしていればいい」といった発言も当然NG。
こうした発言は、変わったことを言って目立とうとしたときに男性の口から出ることがあります。
例えそれが好きな女性に対してでなくとも、女性は自分を含めてそう思っていると感じます。下ネタ以上に、あなたの信頼は大きく損なわれるでしょう。
さらに女性同士の会話で、そうした女性への発言をした男性の話は回ることもあります。その結果、その場にいなかった女性もあなたに嫌悪感を覚えることになりかねません。
どんな場所であれ、発言は誠実にしましょう。
恋愛感情をあらかじめ伝えて、告白で失敗しないようにしよう
モテる男性は、下心を小出しにするのが上手いです。気になった子がいれば、すぐさま相手を褒めて、恋愛感情を伝えます。
こうしたテクニックはモテ男に学んでいきましょう。
おススメの練習方法は男友達を褒めることです。ルックスや性格を褒めろというのではなく「その服良いな」とか「あの行動助かったわ」とかでいいんです。男を褒めることに慣れれば、女性を褒めることにも抵抗感がなくなっていきます。
今回知ったことを覚え実践していけば、必ず好きな子との距離は縮まるはずですよ!
最後におススメの本を紹介します。
トイアンナさんの『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』です。
僕たちは決して、色んな女性にモテたいわけではありませんよね。それよりも素敵な彼女と結ばれたい。そう思っています。
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