【感想】お父さんが教える 13歳からの金融入門【やさしさに溢れたマネーの教科書】

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こんにちは!

僕は新卒エンジニアで、個人投資家でもあります。

そんな僕が投資の勉強のため、

「13歳からの金融入門」を読んだのでレビューします!


結論として「13歳からの金融入門」は
・投資の基本知識をたった一日で見つけられる良書
・挿絵入りでどんな人でもラクに読みすすめられる
・投資をこれから始めたい人、始めたばかりの人におススメ
・投資の入門書として◎

でした!

どんな本なの?

一言でいえば、「13歳からの金融入門」は

投資の基本知識をたった1日で身に付けられる本です。

例えば土曜日の夕方に読み始めたとして、

その日の夜にはあなたは投資初心者を抜け出してます。

そんなことあるわけないって?

それがあるんです。

金融の知識って難しいイメージがあるじゃないですか。

僕もそうでした。

だから学ぶことは避けてきたし、ニュースを聞いてもチンプンカンプン。

ですがこの本はまったくちがいます。

まるでゲームの説明書みたいに、

このボタンでジャンプして、このボタンで移動して、みたいに、

株式とはなにで、ファンドとはなにで、といった

「僕らが金融の世界で何ができるのか」を分かりやすく教えてくれます。

さらに僕が「いいなっ」と思ったのは、挿絵や語り口調を含めた世界観です。

「お父さんが教える」というタイトル通り、優しく包み込むように教えてくれます。

↓挿絵はどこかスヌーピーを彷彿とさせるような、これまた優しい世界。

まるで絵本を夢中で読んでた子供の頃のように

世界観にどっぷりつかって、気づけば読み終わってる。

そんな本です。

少し中身を紹介

どのくらい分かりやすいのか。

実際に書かれている中身を少し紹介します。

株式市場ってなに?

株式市場とは、秩序にのっとって株を売ったり買ったりするためにつくられた場所だ。
難しいことはなにもない。
たとえば、君がアップル社の株を100株持っているとして、株式市場がなかったら、どこでその株を売ればいいんだろう?
知り合いに電話をかけて、君の株を買いたいかどうか聞かなくちゃならない。
それはすごく不便だよね。それに、買ってくれそうな人がいても、いくらで売ればいいのか
分からない。買い手のほうも、ほかの人たちがどのくらいの値段で買っているかわからない。
するとすごくすごく面倒だよね。
そんなわけで(中略)アメリカでいちばん古くていちばん有名な証券所ができたんだ。

どうですか?

すごくやさしくて、スッと頭に入ってきますよね。

こんな感じで、

お金の種類/支払方法/株式市場/オプション/ファンド
債権/企業分析/金利/純資産/税金/経済/ベンチャー・キャピタル

といったお金に関する幅広い範囲を優しく教えてくれます。

どんな人におススメ?

この本は

やっぱり僕と同じように

金融、投資といったお金の知識に自信がない人に読んで欲しい。

この本がすごいのは、

「このくらいの知識は分かってるでしょ?」みたいな

梯子外しをぜったいにしないこと。

すこしでも難しい単語は、分かりやすく教えてくれるので

安心して読み進めることができます。

タイトルに13歳からとありますが、

むしろ「少しでもお金のことを学んでみたい」という気持ちがある

全ての年齢の人におススメできる本です。

というか13歳(中学1年生)には少し難しい気もします…。

社会経験が増えてきた大学生、社会人にぴったりだと思います。

さいごに。投資の本としてどうか。

僕は投資の勉強としてこの本を買いました。

投資の本としてどうか?という目線でいうと、

入門書として大アリです。

投資を始めるにもまずは、株式市場とはどうやって動いていて、どんな金融商品があるのかを知らなければいけません。

まず株を一つ買ってみるという行動はとても大切ですが、

長く投資をする上では、投資の基本知識は早めに身に付けておくべきです。

投資をこれから始めてみたい
色んな投資にチャレンジしたい

という方、

もっとニッチな話をすれば、

積みたてNISAでS&P500連動のインデックスファンドを毎月積み立て始めてみて、それ以上の投資を始めたいと思ったけど、そもそも投資の知識が少なくて踏み出せない…

という方にぴったりの入門書です。

僕もこの本を読んで、投資への理解が一段と進み、

色んな投資にチャレンジできそうです。

1日で読めますので、時間のない人にもおすすめです。

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