【体験談】受かる気がしなかった基本情報技術者に文系が1か月で合格した方法とは【Udemyが最強】

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「基本情報技術者試験」は難しいって聞くし、未経験・文系でも合格できるのかな?

そんな方のための記事です。

私も文系で、IT企業に就職を機に0から情報系の勉強を始めました。
知識も少ないながら、最短距離を通って合格できた自信があるので、その方法をお伝えしたいと思います。

私の受験前の知識レベルはこちら。

・文系大学出身
・SE2年目。情報分野の知識は業務で使用
・ITパスポート/情報セキュリティマネジメント試験は合格済み

勉強開始時点で過去問を解いたら正答率30%程度でした。前提知識は今から勉強を始める人と同じか、少し多いくらいだったと思います。

基本情報技術者を受験するメリット

就職先/転職先で評価される

多くの会社で奨励金や表彰の対象になっており、幅広い技術を理解していることの裏付けになります。また、就職/転職をする際にも自信をもって履歴書に書ける資格になっており、IT企業や社内SEといった技術職への就職/転職に有利に働きます。

.プログラミング力・論理的思考能力が向上する

IT業界では上流・下流と職種が分かれており、一般的には上流工程を扱う職種の方が年収が高いです。しかしながら上流工程を知っていても実際にどのようにプログラミングが動いているかを理解できていない人も多いのが現実です。基本情報技術者試験では、プログラミングも必須分野なので勉強することができ、システムを深くまで理解する手助けになります。

上司の目線を理解できる

基本情報技術者試験の学習をすることで、技術力だけでなくマネジメントの分野も強化することができます。若手の頃はマネジメント業務も少なく、日々の業務に追われてしまいますが、基本情報技術者試験でプロジェクトマネジメントの全体像を把握することで、「上司がなぜ細かく指摘してくるのか」「リスクチェックがなぜ必要なのか」といった疑問が解決します。

資格勉強の効率的な取り組み方

(基本情報技術者試験に関わらず)私の資格勉強の必勝パターンはこちら。

1.敵(試験)の情報を徹底的に調べる
2.アウトプット→インプットで学習

1.敵(試験)の情報を徹底的に調べる

まず資格の情報を徹底的に調べます。

基本情報技術者試験の重要情報はこちら。

受験方式 CBT(テストセンターでのPC操作)
スケジュール 上期4月~7月/下期10月~1月
申し込み 申込開始は試験期間の1ヶ月前くらいから。試験会場の空いている時間に申し込み。午前試験と午後試験は旧呼称であり試験時間とは関係なし。午前試験をPMに受験可能(逆も然り)。
受験料 7500円(税込)
合格率 20~30%
出題形式 午前試験→小問形式80題
午後→大問形式11題の内5題に回答
合格点 午前試験、午後試験共に60%
試験時間 午前試験、午後試験共に150分
過去問からの出題率 午前試験は70%程度。午後試験も似た問題が出題

つまり

・60%正答すればいいので完璧に覚える必要なし
・午前試験、午後試験共に過去問演習が命

であることが分かります。

まずは敵を知り、過度に恐れないことが大切です。

試験の申込開始日はIPAのHPを定期的にチェックして確認しましょう。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/cbt_sg_fe.html

2.アウトプット→インプットで学習

勉強の順はアウトプット優先です。私もそうですが、教科書を読むだけのインプットってすぐ眠くなりますよね。なぜならインプットは退屈だからです。

だからできるだけ短い時間でインプットし、すぐにアウトプットに着手しましょう。そうすれば飽きて資格勉強に挫折することがなくなります。

(ちなみに勉強の順番は午前試験→午後試験です。午後試験は午前試験の知識があることを前提に作られていますので、知識がないまま午後試験に取り組んでも時間をむだにしてしまいます。まずは徹底的に午前試験の勉強をして、合格点に達しましょう。)

午前試験の一番おススメのインプット方法はUdemy(学習動画プラットフォーム)です。

<午前試験>Udemyを見て3日で全体を理解する

Udemyは優良な学習動画を見ることのできる動画プラットフォームです。動画を見ることで飽きることなく一気にインプットすることができます。

私が実際に購入して使った動画はこちら。

~始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座
icon

重要な知識に絞って解説してくれているので動画の長すぎないのがうれしいです。

コツは期間をかけず2,3日で見切ってしまうこと。私は2倍速で見ました。午前試験の知識をUdemyで一気にインプットします。

<午前試験>は過去問演習5~10年分

Udemyが見終わったらすぐに過去問演習を始めます。過去問から70%近く出題されますので、何度も繰り替えし答えを覚えるくらいまで解きます。ポイントは移動時間や隙間時間にコツコツスマホで解くことです。

サイトはこちら。

基本情報技術者過去問道場

過去問をやって分からないところはUdemyの動画に戻って再度見る。もしくは一冊だけ参考書を買って、参照するときだけ使うのもありです。

私はこの過去問演習&戻って復習をだいたい3週間(60時間程度)、5~10年分を解き正答率70%~80%に達しました。

<午後試験>は過去問演習5年分

午前試験の過去問で70%くらいとれるようになったら午後試験の勉強に移ります。

まず必ずしなければならないのは、自分が選択する問題を決めることです。

過去問を見ながら解きやすい大問を選びましょう。試験当日にどの大問を解くか決めるのではなく、あらかじめ確定しておくのです。

すると試験当日も焦りませんし、解くべき過去問も絞ることができます。

私は以下の5つを選択しました。

情報セキュリティ(必須問題)

ネットワーク

プロジェクトマネジメント

データ構造及びアルゴリズム(必須問題)

表計算

「ネットワーク」については本業がネットワークエンジニアなので選びました。そのため自分が解きやすい大問を選択することをお勧めします。

「プロジェクトマネジメント」は特に解きやすいのでお勧めです。

あるプログラミング言語を得意という場合はその言語を選ぶのがいいですが、得意な言語がない場合は「表計算」を選びましょう。

選択した5つの分野の直近5年分の過去問を演習しましょう。答えを見ずにまずは時間をかけて解き、解説を読んで理解します。分からないことが多いと思うので、ググって理解します。(たいていどの年の問題も、分かりやすい解説を誰かがしてくれています。)

5年分を解説を見ずに100%解けるようになれば試験当日も大丈夫です。

私が使った動画はこちら。

~始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座
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