忘年会は断る理由を作っておこう

life

忘年会、嫌ですよね。

僕は内向型なので、たくさんの人がいる中で大きな声を出さなきゃ喋っていることが届かない環境は苦痛でしかないです。お酒も好きじゃないのでなおさら。

それでも飲み会の誘いは来るし、年末には忘年会。普段飲み会に来ないんだから、忘年会くらい来いよと言われると断りにくい。。

でもそこで一瞬隙を見せると地獄が待っています。3時間以上の時間、3000円以上のお金、体力までも奪われ、次の日が休日なら間違いなく午前中を潰してしまう。

「行かなきゃよかった…」と後悔したくないので、僕は行きたくない忘年会は速攻断るようにしています。なぜならその方がラクだから。

忘年会はすぐ断るのが一番ラクである理由

それは、一度でも「行けるかも」感を出すと、後で断りにくいからです。

経験ありませんか?「忘年会あるから~」と言われて、なんとなく行きたくないけど今断るのは精神的にめんどくさいと思って「わかりました」と言っておく。日程が近づくにつれて場所なんかも決まっていき、行く人のリストに自分が入っている。そこから断ろうとすると悪目立ちしてしまう。

こうなったらもう断れません。特に内向型で空気が読めるタイプの人は「シラけさせてはいけないな…」と思って、我慢することになるでしょう。

だから思い切って最初に誘われた時にきっぱりと「行きません」と言うべきなんです。

断る口実はあらかじめ作っておこう

とはいえ断るのは難しいです。関係が浅い人(仲良くなったばかりの人)や、年配の人から誘われるとことさらに難しい。大切なのは断る口実をあらかじめ決めておくことです。

なぜかと言うと聞かれた時にぱっと断る理由を言えないと、後から断る理由を言ったところで「行きたくないから理由をつけたんだな」と相手の心象が悪くなるからです。

誰しも「行きたくないイベントを嘘の理由で休んだ」経験が一度や二度あるので、後付けの理由は勘づかれます。

ですから、誘われる前に口実を作っておきましょう。誘われた時にすぐに言えるように。

口実は「行かないと決めている」がベスト

口実には色々ありますよね。好きなバンドのライブがあるとか、親戚の集まりがあるとか別の用事があると言うのが無難です。

多くの人は、こうやって断っているはず。

ですが問題があって、こうした手は何度も使えません。忘年会の場合「去年も予定があったじゃん」と言われたらさらに断りにくくなります。

だから理由を作って断るよりも、「行かないと決めているから行かない」と言いましょう。

どういうことかというと、「行きたいんだけど、予定があるんだよね~」ではなく「忘年会よりも、自分は〇〇を優先している、だから行かない」と言うべきということ。

「行けない」ではなく「行かない」なのがポイントです。明確な意志を持って断っている方が芯が通っているし、これを言える人は魅力的です。

もちろん「ノリの悪いやつだな」と思う人もいるでしょう。ですがそういう人は、あなたにとって重要な人ではありません。本当の友人や尊敬できる人は、心が広くそんなことは言いません。

それに一緒にいて楽しい人たちじゃないから、断っているわけで。そんな人たちに少し嫌われたところでなんともありません。堂々と「行かない」を突き付けましょう。

しかも一度これを言えば「そういうキャラ」という認識が広まり、誘われにくくなる効果もあります。

それに飲み会に来ないキャラであっても、他のことで信頼を積み重ねていれば孤立することなんてありません。むしろ理解者が増えて居心地が良くなりますよ。

「NO」と言う勇気を持つことです。

忘年会以外も断ろう

忘年会を断る方法をお伝えしてきましたが、ここからはさらに他のことにも目を向けていきます。

例えば上司から与えられた納期の決まっていないただの雑務。仕事以外でも、行っても嫌味を言われるだけの親戚の集まり。気の合わない学生時代の部活メンバーの集まり。

こうしたものって、嫌われたくないからつい「やります」「行きます」と答えてしまう。確かにそうすれば嫌われることはないでしょう。

でも最大の問題点は、他人軸の人生を生きているということです。もっと言えば、自分に嘘をついているということです。常に誰かの視線を気にして、嫌われないように生きていく。それは失敗はしない賢い戦略のようで、「成功」しない戦略です。

ここでいう「成功」とは「自分の描く幸せな人生を送る」ということ。自分に嘘をついていては「幸せ」にはなれません。それどころか「幸せ」とは何かを考える力さえ奪われてしまいます。

さらに自分に嘘を重ねると、自分への自信が無くなっていき行動力も失われます。そうなるともう周りの圧力に従うことしかできない負のループへ。こうなってはなかなか自力で戻ることが難しいです。

だから「NO」と言うことが大切です。我慢しない。自分の主張を通す。嫌なことを受け入れない。たった一度の人生だからこそ、自分が選びたい道を選ぶ。

たかが忘年会されど忘年会。むしろ「NO」と言える、最初のステップなのかもしれません。これからの練習だと思って忘年会に「NO」を突きつけましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました